オンラインスクールのYouTube集客|入会者 約100人→約250人の2つのコツ

『スクールのYouTubeを続けているが、再生回数も登録者も伸びない』
『再生回数はある程度出るのに、スクールの入会につながらない』
『どんな企画を出せば、スクールの集客につながるのかわからない』

オンラインスクールのYouTube集客について、このような悩みはありませんか。

オンラインスクールがYouTubeで集客するコツは、2つです。視聴者目線で企画を立てて、再生回数とチャンネルの認知を取ること。そして、受講生との対談やオフ会など、スクールの実態が見える動画で入会につなげることです。株式会社Tsuzuruが支援している、安彦 和美様の公務員向けオンラインスクールでは、チャンネル登録者が約3,000人から約2万1,000人に、スクールの入会者が約100人から約250人になりました。

本記事では、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援してきた株式会社Tsuzuru代表の馬場俊輔が、このスクールの実例をもとに、オンラインスクールがYouTubeで集客するための企画の立て方と、入会につながる動画の作り方を解説します。

数字は動画の公開時点のものです。

この記事の要点

  • 株式会社Tsuzuruが支援している、安彦 和美様の公務員向けオンラインスクールでは、スクールの集客の9割がYouTubeからです。登録者は約3,000人から約2万1,000人に、入会者は当初の約100人から約250人に増えました。
  • 1つ目のコツは、自分が発信したいことではなく、視聴者が何を求めているのかから逆算して企画を立てることです。企画の切り口しだいで、再生回数は大きく変わります。
  • このスクールでは、起業・副業の話から、40〜60代の視聴者が気にしているお金・老後・早期退職の話に切り替えました。いまは月12本のうち10本ほどが、お金や早期退職の話です。
  • 発信したいことを話してはいけないわけではありません。入り口は視聴者が求める話にして、動画の後半で少しずつ自分たちの主張やサービスの案内につなげます。
  • 2つ目のコツは、受講生との対談、公開コンサル、オフ会の動画で、スクールの実態を見せることです。再生回数は伸びにくいものの、スクールの中身が見えないままでは、入会までのハードルが高いままです。

動画で見たい方は、こちらからどうぞ。

オンラインスクールは、YouTubeで集客できる?

オンラインスクールの集客は、YouTubeで実現できます。株式会社Tsuzuruが継続して支援している、安彦 和美様の公務員向けオンラインスクール(YouTubeチャンネル「公務員が自力で稼げるチカラをつけるch」)では、スクールの集客の9割がYouTubeからです。

安彦 和美様の公務員向けオンラインスクールの例。視聴者が求める話の動画で集め、対談・公開コンサル・オフ会の実態が見える動画で入会につなげる流れ

支援を始めた当時、チャンネル登録者は約3,000人でした。それが、いまでは約2万1,000人まで伸びています。スクールの入会者も、当初の約100人から、約250人になりました。

このスクールで教えているのは、起業・副業・不動産投資です。では、どのようにYouTubeを伸ばし、スクールの集客につなげたのか。ポイントは次の2つです。

  • コツ1:企画は、自分が発信したいことではなく、視聴者目線で立てる
  • コツ2:スクールの入会につながる、実態が見える動画を用意しておく

コツ1:企画は「発信したいこと」を軸にせず、視聴者目線で立てる

動画の1コマ:馬場が「(発信したいことを軸に)企画をするのではなく」と話している場面

1つ目のコツは、自分が発信したいことを軸にするのではなく、視聴者が何を求めているのかから逆算して企画を立てることです。

もちろん、正解は1つではありません。誰に動画を届けるかによって変わるため、一概には言えません。

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔
馬場(Tsuzuru代表)

「当たり前だろう」と言われるかもしれませんが、口酸っぱく言わせてください。自分の主張や、自分のサービスに直接つながる形で企画しているチャンネルが多い印象です。

ただ、動画が伸びていないケースの多くは、自分の発信したいことを軸に動画を作ってしまっています。逆に、動画が伸びているのは、視聴者が求めている企画を打ち出せている証拠です。企画の切り口しだいで、再生回数は大きく変わります。

実例:起業・副業の話では、動画が伸びきらなかった

支援を始めた当初、このスクールのチャンネルで多かったのは、スクールで教えている起業・副業・不動産投資を中心にした話でした。たとえば「副業のおすすめ」や、起業のマインドの話です。

ただ、それだけでは動画が伸びきらない印象があり、再生回数もチャンネル登録者数も、なかなか積み重ねられませんでした。そこで、方向転換が必要だと考えました。

アナリティクスで、視聴者の年代と「ほかに見ているもの」を確かめる

YouTubeのアナリティクス(分析の画面)を見ると、どんな人が見ているのかがわかります。このチャンネルでは、40代・50代、少し高いと60代の視聴者が見ているというデータが出ていました。

この年代にも、新しく副業に挑戦しよう、起業してみようという人がいないわけではありません。ただ、多くはありません。40〜60代の人が気にしていたのは、早期退職や、いかに早く老後の資産形成をするかといった話でした。

アナリティクスには、視聴者がほかに見ているチャンネルや動画のデータも出ます。見てみると、40〜60代の視聴者が、投資信託や老後の資産形成といったお金のチャンネル・動画を見ていることが一目瞭然でした。

お金・老後・早期退職の話に切り替え、チャンネルの伸びが変わった

そこで、「このチャンネルでも、そうした企画をやっていきましょう」と提案し、起業や副業ではなく、お金・老後・早期退職の話に振っていくようにしました。いまは月12本の動画を投稿していて、そのうち10本ほどがお金や早期退職の話です。

視聴者が求めている老後の不安や早期退職の話をするようになってから、チャンネルの伸び方が大きく変わった印象があります。登録者は約3,000人から一気に1万人に、いまは約2万1,000人まで来ています。

少し停滞した時期もありました。それでも、お金・老後・やめ時の話をしたときに、定期的に数万回の再生回数が出る印象があります。

自分たちが発信したいことは、話してはいけない?

動画の1コマ:馬場が「何らかの集客・自分たちのサービスに」と話している場面

発信したいことを話してはいけないわけではありません。入り口は視聴者が求めている話にして、動画の後半で少しずつ自分たちの主張につなげます。

YouTubeをやる以上、何らかの集客や、自分たちのサービスにつなげる必要があります。それをどう実現するかというと、入り口で話すことと、後半で話すことを分けることです。

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔
馬場(Tsuzuru代表)

入り口で視聴者が話を聞いてくれないと、その後のサービスの内容なんて、絶対に聞いてくれません。まずは最初に、自分の話を聞いてもらいましょう。

入り口では、自分が伝えたい内容ではなく、「視聴者は何が欲しいのか」「どんな情報を求めているのか」を意識して発信します。

実例:資産形成の話から入り、スクールとセミナーの案内へ

先ほどのスクールのチャンネルでも、最初は資産形成や早期退職の話から入ります。そこから少しずつ、チャンネルのコンセプトである「自力で稼げることが大事」という話に移っていきます。副業・起業や不動産投資を通して、自力で稼げるようになろうという考え方です。

そのうえで、スクールやセミナーの案内をしています。入り口を整えてから、自分たちの発信につなげるという順番です。

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のご相談は、無料で受け付けています。

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コツ2:入会につながる「スクールの実態が見える動画」を用意する

2つ目のコツは、お客様・受講生との対談や、公開コンサル、オフ会の様子といった、スクールの実態が見える動画を用意しておくことです。

1つ目のコツを実践すれば、再生回数やチャンネルの認知は、ある程度取れてくると馬場は考えています。すると、次の課題は、積み重なった再生回数や登録者が、スクールの集客につながるかどうかです。この課題を解決するのが、対談やオフ会の動画です。

なぜ必要?スクールの実態が見えないと「入ろう」と思えない

発信を続けていると、視聴者に「この人は良さそうだ」「この人の話をもっと聞いてみたい」と思ってもらえるようになるはずです。ただ、それだけでは足りません。

スクールの案内を受けた人が気になるのは、「実際に入ってみてどうなのか」です。スクールで何が行われていて、何が学べるのかが見えないと、入会までのハードルが高いままです。YouTubeを見ているだけの「視聴者止まり」になってしまいます。

実例:対談を月1〜2本ほど、オフ会の様子も見せる

支援しているスクールのチャンネルでは、月12本のうち1〜2本ほどを、お客様との対談の動画にしています。

オンラインスクールでありながら、オフ会も開いているため、その様子も動画で見せています。「スクールにはこういう人がいるんだ」「スクールではこういうことを学んでいるんだ」が伝わるようにするためです。対談・公開コンサル・オフ会の動画を、すべて作っています。

ふだんは、カメラの前で1人で話している演者もいると思います。そのため、スクールの運営者と受講生がどう関わっているのかが気になる人も多い、と馬場は考えています。そこを実際に見せることで、スクールの中身が透明性高く見え、入会につながります。

対談やオフ会の動画は、再生回数が少なくてもよい?

動画の1コマ:馬場が対談やオフ会の動画について話している場面

再生回数が少なくても、興味のある人に見てもらえていれば問題ない、と馬場は考えています。対談やオフ会の動画は、すでに興味を持っている人が見る動画だからです。

対談やオフ会の動画は、スクールに興味のある人(顕在層)に向けた動画です。そのため、正直なところ、再生回数は伸びにくくなります。

ほかの動画より再生回数が少なくても、興味のある人に見てもらえている手応えがあれば、それでよいという考えです。再生回数が取れている動画から、対談やオフ会の動画へと見てもらう流れが作れている場合も、問題ありません。

自社のスクールのYouTubeで、何を確かめればよい?

入り口になる動画と、入会につなげる動画の2種類がそろっているかを確かめてみてください。支援しているスクールのチャンネルでの、2種類の動画の役割を表にまとめます。

動画の種類主に見る人役割支援先での本数
視聴者が求める話(お金・老後・早期退職など)チャンネルの視聴者(このチャンネルでは40〜60代が中心)再生回数とチャンネルの認知を取る入り口。動画の後半で、自分たちの主張につなげる月12本のうち10本ほど
スクールの実態が見える動画(対談・公開コンサル・オフ会)すでにスクールに興味のある人「実際に入ってみてどうなのか」に答え、入会までのハードルを下げる対談は月1〜2本ほど。オフ会の様子も公開

自社のスクールに当てはめて、次の点を確かめてみてください。

  • 企画が、自分たちの発信したいことやサービスの話ばかりになっていないか
  • アナリティクスで、視聴者の年代と、視聴者がほかに見ているチャンネル・動画を確かめたか
  • 動画の入り口は視聴者が求める話にして、後半で自分たちの主張やスクールの案内につなげているか
  • 受講生との対談や、公開コンサル、オフ会など、スクールの実態が見える動画があるか
  • 再生回数が取れている動画から、対談などの動画へ見てもらう流れがあるか

この2つのコツは、オンラインスクールに限らず、どの業界でも通じる内容だと馬場は考えています。

よくある質問

Q
オンラインスクールの集客に、YouTubeはどれくらい役立ちますか?
A

株式会社Tsuzuruが支援している安彦様のスクールでは、スクールの集客の9割がYouTubeからです。チャンネル登録者は約3,000人から約2万1,000人に、入会者は当初の約100人から約250人に増えました。

Q
スクールのYouTubeは、何から始めればよいですか?
A

まずは、視聴者目線で企画を立てることです。YouTubeのアナリティクスで、視聴者の年代や、視聴者がほかに見ているチャンネル・動画を確かめると、視聴者が何を求めているのかが見えてきます。

Q
支援先のスクールでは、月に何本、どんな動画を投稿していますか?
A

月12本を投稿しています。そのうち10本ほどが視聴者の関心が高いお金・早期退職の話で、1〜2本ほどがお客様との対談の動画です。オフ会の様子を見せる動画も作っています。

Q
受講生との対談やオフ会の動画は、再生回数が伸びなくても作るべきですか?
A

はい、作っておくことが大切です。スクールの実態が見えないと、入会までのハードルが高く、視聴者止まりになってしまうからです。こうした動画は、すでに興味のある人が見るため再生回数は伸びにくいものの、興味のある人に見てもらえていれば問題ない、と馬場は考えています。

視聴者目線の企画と、スクールの実態が見える動画で、入会につなげよう

オンラインスクールがYouTubeで集客するコツは2つです。1つ目は、発信したいことではなく、視聴者目線で企画を立てること。2つ目は、対談・公開コンサル・オフ会など、スクールの入会につながる動画を用意しておくことです。

株式会社Tsuzuruは、埼玉のYouTube運用代行・動画制作会社です。「自社のスクールなら、どんな企画がよいか」「チャンネルが行き詰まっている」といったご相談も受け付けています。

ご相談は無料です。

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この記事の解説者

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔

馬場 俊輔
株式会社Tsuzuru 代表取締役

2024年8月に動画制作代行として独立し、2025年7月に株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市)を設立。スクール・教育系の企業様を中心に、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援しています。自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」でも、企業のYouTube活用について発信しています。

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この記事は、株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔が、自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」で話した内容(2026年10月2日公開)をもとにまとめたものです。成果の数字は、動画の公開時点のものです。