学習塾のYouTube集客|後発チャンネルが2〜3ヶ月で月20件の問い合わせを得た2つの戦略

『塾のYouTubeは大手ばかりで、後発では勝てないのではないか』
『YouTubeを運用しているのに、再生回数も問い合わせも伸びない』
『ターゲットや企画を、どう決めればよいのか分からない』

学習塾のYouTube運用について、このような悩みはありませんか。

学習塾のYouTubeは、大手チャンネルがひしめく激戦区です。それでも、後発の塾チャンネルが立ち上げから2〜3ヶ月・約15本の投稿で、月20件ほどの問い合わせにつながった事例があります。

本記事では、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援してきた株式会社Tsuzuru代表の馬場俊輔が、塾のYouTube運用を支援するなかで実際に取った2つの戦略を解説します。

これからYouTubeを始める塾・スクールの方、運用しているのに伸び悩んでいる方に向けた内容です。

この記事の要点

  • 学習塾のYouTubeが難しい理由は、競合の講師の話す力が高いことと、主要な検索キーワードを大手チャンネルが押さえていることの2つです。
  • 株式会社Tsuzuruが支援する後発の塾チャンネルは、立ち上げから2〜3ヶ月・約15本の投稿・登録者約700人の段階で、問い合わせが月20件ほど、見込み客のリストが月30件ほど取れています。
  • 戦略の1つ目は、ターゲットを3つの条件の掛け合わせまで絞ることです。
  • 戦略の2つ目は、伸びている動画をそのまま真似た「二番煎じ」の企画を作らないことです。

動画で見たい方は、こちらからどうぞ。

学習塾のYouTubeは、なぜ難しいのか

学習塾のYouTubeが難しい理由は2つあります。競合チャンネルの「話す力」が高いことと、検索キーワードを大手が押さえていることです。

理由1:講師の話す力が高い

塾のチャンネルは、講師や代表が出演することがほとんどです。日ごろから授業で話している方々なので、前提として話がうまい。

話のうまさはYouTubeでは大きな強みになるため、その中で見てもらうだけでもハードルが高くなります。

理由2:主要なキーワードを大手が押さえている

大学受験・高校受験・中学受験のどれでも、たとえば「大学受験 MARCH」のように検索すると、登録者20万〜30万人規模の大手チャンネルが並びます。

後発のチャンネルが同じキーワードで見つけてもらうのは簡単ではありません。塾は、YouTubeの中でも競争の激しいジャンルだと認識しておく必要があります。

後発の塾チャンネルで、どんな結果が出たのか?

株式会社Tsuzuruが立ち上げから支援している塾のYouTubeチャンネルでは、次の結果が出ています(2026年9月中旬の撮影時点。契約上、チャンネル名は公開できません)。

項目内容
運用期間2〜3ヶ月
投稿本数約15本
チャンネル登録者約700人
問い合わせ月20件ほど
見込み客のリスト月30件ほど

登録者が1,000人に届かない段階でも、問い合わせにつながっています。この結果につながった戦略を、2つに分けて紹介します。

戦略1:ターゲットを「3つの掛け合わせ」まで絞る

1つ目の戦略は、できるだけニッチを攻めることです。「◯◯×◯◯」という2つの掛け合わせでは、いまの塾ジャンルでは絞り方が足りません。

掛け合わせを3つまで増やすと、視聴者が「これは自分のためのチャンネルだ」と感じやすくなります。

たとえば大学受験なら、「偏差値55の高校生向けに、MARCHを目指す、関東の受験生のチャンネル」というところまで絞ります。

絞ると再生回数が減るのでは?

ターゲットを絞ると、再生回数は減るかもしれません。

ただ、見ているのは自分たちのお客様になりうる人です。100回・200回の再生でも、100人・200人に直接営業しているのと同じことになります。

見るべき数字は再生回数そのものではなく、再生回数に対して問い合わせやリストがどれだけ取れたかです。

塾のYouTube運用のご相談は、
無料で受け付けています。

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戦略2:「二番煎じ」の企画を作らない

2つ目の戦略は企画です。伸びている動画をそのまま真似た、二番煎じ・三番煎じの企画は作りません。ターゲットを絞っても、企画が二番煎じではチャンネルは成長しないからです。

真似た動画は、視聴者に「どこかで見たことがある」と受け取られ、再生回数も問い合わせも伸びません。

リサーチは「参照」まで。そのまま真似しない

競合の動画は、10〜20本、多いときは50本ほど見ます。

ただし、あくまで参照するためです。その企画を採用してよいのは、「競合の動画よりも、自分たちのほうが質の高い動画を作れる」と判断できたときだけです。

競合の動画に「足りないもの」を足す

  • 競合の動画に足りない部分はどこか
  • 自社が持っている情報で補えることは何か
  • コメント欄にどんな不満が書かれているか

こうした点を見たうえで要素を付け加えると、はじめて結果が見えてきます。YouTubeは、視聴者の限られた時間を取り合う場所です。

ほかのチャンネルを見ている視聴者に、こちらを選んでもらえる動画を作る。支援先のチャンネルでも、ここを徹底した結果、競合より再生回数が伸び、問い合わせとリストにつながりました。

この方法が向いている塾・スクール

  • 後発で、これからYouTubeを始めたい学習塾
  • YouTubeを運用しているのに、なかなか伸びない学習塾
  • 塾以外でも、後発でチャンネルを立ち上げる会社(企画の考え方は業種を問わず使えます)

よくある質問

Q
チャンネル登録者が少なくても、問い合わせは取れますか?
A

取れた事例があります。株式会社Tsuzuruが支援する塾のチャンネルは、登録者約700人の段階で、月20件ほどの問い合わせにつながっています。再生回数の大きさよりも、見込み客になりうる人に届いているかが大切です。

Q
ターゲットを絞りすぎると、見てくれる人がいなくなりませんか?
A

再生回数は減る可能性があります。ただ、絞ったぶん、視聴者は自分のためのチャンネルだと感じやすくなります。再生回数ではなく、再生回数に対する問い合わせやリストの割合を軸に判断します。

Q
伸びている競合の動画を真似するのは、なぜだめなのですか?
A

同じ内容の動画は、視聴者に二番煎じと受け取られ、再生回数も問い合わせも伸びにくいからです。競合の動画は参照にとどめ、足りない部分や自社だけが持つ情報を足して、競合より質の高い動画を作れると判断できた企画だけを採用します。

2つの戦略を徹底して、後発の塾チャンネルでも成果につなげよう

学習塾のYouTubeは、5年、10年と続けている大手チャンネルも多い激戦区です。後発で成果を出すには、ターゲットを3つの掛け合わせまで絞ること、二番煎じの企画を作らないこと、この2つを徹底する必要があります。

株式会社Tsuzuruは、埼玉のYouTube運用代行・動画制作会社です。塾・スクールのYouTube運用について、企画から撮影・編集・分析まで一気通貫で支援しています。

ご相談は無料です。

学習塾がYouTubeを活用する目的や注意点は、学習塾が集客にYouTubeを活用する目的は?の記事でも解説しています。

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この記事の解説者

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔

馬場 俊輔
株式会社Tsuzuru 代表取締役

2024年8月に動画制作代行として独立し、2025年7月に株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市)を設立。スクール・教育系の企業様を中心に、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援しています。自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」でも、企業のYouTube活用について発信しています。

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この記事は、株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔が、自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」で話した内容(2026年9月19日公開)をもとにまとめたものです。