『後発でYouTubeを始めても、もう伸びないのではないか』
『出演者に知名度がなくても、再生回数や問い合わせは取れるのか知りたい』
『再生回数が伸びる動画を、どう作ればよいのか分からない』
企業のYouTube運用について、このような悩みはありませんか。
後発で、チャンネル登録者0人から始めた企業のYouTubeでも、3ヶ月で10万回再生の動画は出せます。株式会社Tsuzuruが支援している学習塾のチャンネルでは、運用を始めて約3ヶ月の時点で、1本の動画が10万回再生され、公開から約10日で問い合わせ5件・見込み客のリスト約20件につながりました。
本記事では、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援してきた株式会社Tsuzuru代表の馬場俊輔が、その動画を作るときに考えた4つのコツを解説します。
出演しているのは塾の講師の方で、特別な知名度や権威があるわけではありません。
この記事の要点
- 株式会社Tsuzuruが支援する学習塾のチャンネル(登録者0人から開始・運用約3ヶ月)で、1本の動画が10万回再生され、公開から約10日で問い合わせ5件・見込み客のリスト約20件につながりました。
- コツは4つです。①競合の上位互換になる網羅性を作る ②関係のある人の最大値を狙う ③検索キーワードで最初の流入を作る ④約150秒ごとに気になる情報を置く。
- 動画は約20分。再生回数が2,000回ほどの時点で、視聴維持率は約40%、サムネイルのクリック率は13〜14%でした。
- 競合の動画を約15本見て、足りない部分を洗い出し、既存の動画の1.5倍のボリュームと質を目指しました。
- 10万回再生は、目標にすべき数字ではありません。取るべき再生回数は、商品やサービスの性質によって変わります。
動画で見たい方は、こちらからどうぞ。
どんなチャンネルで、どんな結果が出たのか?
事例のチャンネルと結果は、次のとおりです(契約上、チャンネル名は公開できません)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | 学習塾(個人のお客様向け) |
| 出演者 | 塾の講師 |
| 開始時のチャンネル登録者 | 0人 |
| 運用期間 | 約3ヶ月 |
| 結果 | 1本の動画が10万回再生 |
| 問い合わせ | 5件(公開から約10日の時点) |
| 見込み客のリスト | 約20件(同じ時点) |
塾は、大手のチャンネルが多い激戦のジャンルです。出演者に特別なカリスマ性や権威があるわけでもありません。
条件がそろっていなくても、作り方しだいで再生回数と問い合わせは取れます。
10万回再生を目指すべき、という話ではない
すべての会社が10万回再生を目指す必要はありません。取るべき再生回数は、チャンネルの内容、商品やサービスの性質によって変わります。
ただし、「視聴者に満足してもらう動画を作る」という考え方は、どのチャンネルにも共通します。
コツ1:競合の「上位互換」になる網羅性を作る
後発のチャンネルが勝つ方法は、大きく2つあります。既存のコンテンツの上位互換を作るか、既存のチャンネルの逆を行くかです。今回の動画は、上位互換を選びました。
既存の動画が80なら、120を目指す
登録者が数万人、数十万人いる大手のチャンネルに、同じ水準の動画では勝てません。すでにある網羅的な動画の出来を80とするなら、その1.5倍の120ほどのボリュームと質を目指しました。
競合の動画を見て、満たされていない部分を探す
競合の動画は、ふだんは5〜10本、今回は約15本を見ました。どんな動画にも、視聴者が満足しきれていない部分があります。
今回見つかったのは、たとえば次のような点です。
- 「完全解説」とうたっているのに、紹介しているのは5つだけ
- 結論だけを話していて、理由の説明が浅い
- コメント欄に「ここを説明してほしい」「ここはこういう意味ですか」という質問が並んでいる
これらをすべて解消するつもりで、自分たちの動画に落とし込みました。ここをやり切るかどうかで、再生回数も視聴者の満足度も変わります。
後発は、不利なだけではない
後発には先行者の利益がありません。
一方で、大手のチャンネルが「こういう動画を出すと、これくらい伸びる」をすでに検証してくれています。その結果をそのまま真似るのではなく、1.5〜2倍のボリュームと質で作ります。
リサーチはAIで効率化できますが、人の心理までは読み切れません。動画を1本ずつ細かく見て、足りない部分を探すことが大切です。
コツ2:「関係のある人の最大値」を狙う
2つ目は、ターゲットの設定です。広すぎても、狭すぎてもいけません。自分たちが狙うターゲットの中で、届く人数が最大になるように、サムネイル・冒頭・台本を作り込みます。
注意したいのは、チャンネルに関係のない人まで引きつけてしまうことです。興味本位の人に動画が届くと、的外れなコメントや批判が増え、安定した運用ができなくなります。
おすすめの仕組みがあるので完全にはコントロールできませんが、サムネイル・タイトル・中身のすべてで、関係のある人に届くように作ります。
後発のYouTube運用のご相談は、
無料で受け付けています。
コツ3:検索キーワードで、最初の流入を作る
3つ目は、キーワードです。大切なのは、キーワードをどう使うかです。
立ち上げ期は、検索で見つけてもらう
立ち上げてまもないチャンネルは、なかなか見てもらえません。
そこで、YouTubeの検索で動画が見つかるように、キーワードを入れておきます。運用を3〜4ヶ月続けると、「このキーワードで、こういう動画を作ると表示されやすい」という傾向が見えてきます。
今回の動画も、キーワードを入れて、最初の流入を検索から取れるようにしました。
公開後、数字はどう動いたか
- 公開後の数日:500回、1,000回、1,500回、2,000回と、少しずつ再生回数が伸びた
- 2,000回ほどの時点の視聴維持率:約40%
- サムネイルのクリック率:13〜14%
- その後、おすすめに表示されるようになり、10万回再生に達した
馬場は、視聴者の満足度が高いとYouTubeが判断し、おすすめに広げたと見ています。最初から10万回再生を狙うのは難しく、まず検索で見てもらえる状態を作ることが出発点です。
再生されないときは、キーワードを疑う
まったく再生されないときは、キーワードの選び方が合っていないことがあります。大手のチャンネルがすでに対策しているキーワードでは、後発の動画は表示されにくいからです。
YouTubeアナリティクスを見ながら、いろいろなキーワードを試し、自分たちの動画が再生されるキーワード、大手があまり対策していないキーワードを見つけます。
コツ4:約150秒ごとに、気になる情報を置く
4つ目は、最後まで見てもらうための設計です。馬場は、これがとても大事だと考えています。今回の動画は、約20分の長さです。強弱のない作りでは、視聴者の集中力が続かず、最後まで見てもらえません。
そこで、約150秒ごとに、視聴者が気になる情報を置きました。概要欄の目次を使って飛ばされても、気になる情報がどこにあるかは分からないので、結局は順番に見てもらえます。
「気になる情報は、動画の最後に置く」という方法もあります。
ただ、それだけでは最後の部分だけが見られ、冒頭から中盤が見られないおそれがあります。中盤にもくり返し置くことで、途中を飛ばさずに見てもらえます。
馬場は、これが視聴維持率を高め、動画が広がった理由だと考えています。
後発でも、知名度がなくても再現できるのか?
今回のチャンネルは後発で、出演者に特別なカリスマ性や権威があるわけでもありません。結果を分けたのは、才能や運ではなく、コンテンツの作り方と、どこまでこだわるかでした。
やり込んだぶんだけ再生回数に表れ、手を抜いたぶんだけ落ちます。
- 競合の動画を5〜10本見て、足りない部分をすべて洗い出す
- 既存の動画の1.5〜2倍のボリュームと質で作る
- 関係のある人に届くように、サムネイル・タイトル・中身をそろえる
- 検索キーワードを入れて、最初の流入を作る
- 約150秒ごとに、視聴者が気になる情報を置く
よくある質問
伸ばせます。株式会社Tsuzuruが支援する学習塾のチャンネルは、登録者0人から始めて約3ヶ月で、1本の動画が10万回再生されました。競合の動画を約15本見て足りない部分を洗い出し、既存の動画の1.5倍のボリュームと質を目指した結果です。
一律の目安はありません。取るべき再生回数は、チャンネルの内容や、商品・サービスの性質によって変わります。10万回再生は今回の事例の結果であって、すべての会社が目指すべき数字ではありません。
5〜10本が目安です。今回の事例では約15本を見ました。「完全解説」とうたいながら紹介が少ない、理由の説明が浅い、コメント欄に質問が並んでいる、といった足りない部分を探します。
出ます。今回のチャンネルに出演しているのは塾の講師の方で、特別なカリスマ性や権威があるわけではありません。公開から約10日で、問い合わせ5件・見込み客のリスト約20件につながりました。
4つのコツを押さえて、後発のチャンネルでも成果につなげよう
後発・登録者0人から始めたチャンネルでも、3ヶ月で10万回再生の動画は出せます。
コツは、競合の上位互換になる網羅性を作ること、関係のある人の最大値を狙うこと、検索キーワードで最初の流入を作ること、約150秒ごとに気になる情報を置くことの4つです。
ほかの会社の事例は、企業のYouTube成功事例10選の記事でも紹介しています。
株式会社Tsuzuruは、埼玉のYouTube運用代行・動画制作会社です。後発でYouTubeを立ち上げたい会社、運用しているのに伸び悩んでいる会社のご相談を受け付けています。
ご相談は無料です。
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この記事の解説者

馬場 俊輔
株式会社Tsuzuru 代表取締役
2024年8月に動画制作代行として独立し、2025年7月に株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市)を設立。スクール・教育系の企業様を中心に、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援しています。自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」でも、企業のYouTube活用について発信しています。
この記事は、株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔が、自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」で話した内容(2026年9月25日公開)をもとにまとめたものです。数字は撮影時点のものです。
