YouTubeのショートフィードとは?乗らない原因や対処する際のNG行動も紹介

YouTubeで動画を投稿してチャンネルを成長させるには、ショートフィードへの適切なアプローチが必要です。

ショートフィードに表示されると、多くのユーザーの目に留まりやすくなるため、再生回数を大きく伸ばせます。

自社チャンネルの認知度を高めるためにも、アルゴリズムの仕組みと正しい運用方法を理解して対策しましょう。

本記事では、ショートフィードの基本から乗らない原因、具体的な改善案を解説します。

成果につなげたい方は、スクール・教育系の企業様を中心に累計約30社を支援してきた株式会社Tsuzuruまで、ぜひお気軽にご相談ください。

YouTubeのショートフィードとは?仕組みや表示場所など基礎を解説

YouTubeのサムネイル一覧

YouTubeのショートフィードとは、スマートフォンのアプリ内やブラウザにある専用タブからアクセスできる、縦向き(または正方形)のショート動画専用の表示領域を指します。

通常の検索結果や関連動画からの流入とは異なり、スワイプ操作だけで新しいショート動画が次々と全画面で自動再生される仕様です。

これにより、視聴者は自ら特定の動画を選ぶ手間がなく、受動的にさまざまなコンテンツを楽しめる環境が整っています。

短い時間でも強力な拡散力を持つため、多くの企業やクリエイターがチャンネル成長の足がかりとして活用しています。

しかし、疑問になるのが以下の2点です。

それぞれ詳しく解説します。

フィード掲載を決めるアルゴリズムの基準

YouTubeのシステムは視聴者の実際の反応に基づき、ショートフィードへ積極的に掲載する動画を評価しています。

アルゴリズムが重視する指標のひとつに、動画が表示された際に中身を見ずにスワイプされてしまう割合(本記事では「スワイプ率」と呼びます)があります。YouTube Studioでは、スワイプせずに見た人の割合が「視聴を継続」として表示されます。

さらに、再生された動画がどれだけ離脱されずに最後まで見られたかを示す、視聴維持率(YouTube Studioでの表示は「視聴者維持率」「平均視聴率」)も注目すべき指標です。

スワイプ率が低く、視聴維持率が高い動画ほど良質なコンテンツとして評価され、多くのユーザーのフィードへ優先的に表示されます。

「フィードに乗らない・乗らなくなった」の目安

YouTubeに投稿した動画の再生回数が数十〜数百回で急にピタリと止まる現象は、クリエイターの間で「ショートの壁」と呼ばれています(YouTube公式の用語ではなく、通称です)。

この状態に陥ったか確認する目安は、以下のとおりです。

  • YouTube Studioへアクセス
  • アナリティクス画面を確認
  • ショート フィードでの表示回数や視聴回数が極端に低下、まったく増えない状態になっていると要注意

表示回数の停滞は、視聴者の反応(スワイプされた割合や視聴時間)が伸びず、新たな視聴者のフィードに表示されにくくなっているサインです。ただし、テーマの人気や競合の動画、季節による変動で数字が止まることもあります。

なお、YouTubeの視聴回数は、2026年8月24日から、すべての形式で「再生が始まった時点で1回」と数える方式に変わりました。それ以前の数字と比べるときは注意してください。

速やかに原因を特定し、適切な改善策へとつなげましょう。

YouTubeのショートフィードに乗らない・乗らなくなった5つの原因

PCの前で悩んでいる男性

YouTubeに投稿した動画がショートフィードに乗らない・乗らなくなった原因は、5つあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ニーズの低いテーマ選定

ターゲット層が関心を持たないテーマを選定し続けていると、どれだけ高品質な動画を投稿しても再生回数は増加しません。

検索ボリュームが極端に少なくニッチすぎる内容は、ショートフィードへ表示されても視聴者の興味を惹きにくいためです。

需要の低いマニアックなコンテンツは、YouTube側からの評価も上がらず、フィードへの露出機会が減少し続けます。

ショートフィードに動画を乗せるには、ターゲット層の悩みに寄り添う企画を立てましょう。

チャンネルテーマの一貫性欠如

チャンネル内で発信する動画のジャンルが定まっていないと、視聴者にとって何のチャンネルかが伝わりにくく、動画ごとの反応もばらつきやすくなります。

見てほしい相手が毎回変わると、反応の良い視聴者が積み上がりにくく、結果としてフィードにも表示されにくくなるためです。

美容やビジネスなど、ひとつの専門分野に絞って動画を投稿し続ける戦略が求められます。

チャンネルの運用では常に一貫性を持たせ、専門性を高めましょう。

スワイプ率の上昇(視聴選択率の低下)

動画がフィードに表示されても、すぐにスワイプされるようでは評価が低下します。

最初の数秒で明確な魅力が伝わらないと、視聴者は一瞬で興味を失い、次の動画へ移動するためです。

スワイプされる確率が急激に上昇すると、アルゴリズムは価値の低い動画と厳しく判断し、以後の表示回数を大きく減らします。

ショートフィードに動画が乗らないときは、冒頭のつかみの部分を工夫して、スワイプによる離脱を防ぎましょう。

視聴維持率の低下

動画の途中で視聴者が早々に離脱してしまうと、視聴維持率が低下してショートフィードへの露出に悪影響を与えます。

とくにテンポが悪い冗長な編集や、期待を裏切るような内容は、視聴者の強いストレスを招き離脱を早める原因です。

維持率が低い動画はおすすめ欄に表示されにくい傾向にあるため、最後まで飽きさせない構成を意識する必要があります。

無駄な部分を削り落とし、映像の展開で惹きつけるメリハリをつけましょう。

ガイドライン違反による表示制限

YouTubeが規定するコミュニティガイドラインに抵触する内容を含んでいると、システムからペナルティを受けます。

過激な表現や著作権侵害があった場合、ポリシー違反とみなされ、強制的にフィードへの表示が制限される仕組みです。

悪質な場合はアカウント自体が永久停止(BAN)されるリスクも伴うため、健全なコンテンツ制作を心がける必要があります。

動画を作成する際は常に公式の規約を事前に確認し、安全でクリーンな運用体制を構築しましょう。

YouTubeのショートフィードへ乗せるための改善策

ショートフィード改善策のデータ

YouTubeのショートフィードへ乗せるための改善策は、4つあります。

それぞれ詳しく解説します。

冒頭1秒での離脱防止


YouTubeのショート動画では、開始直後の1秒で視聴者の視線と心を掴む工夫が必要です。

たとえば、インパクトのある大きなテロップや目を惹く激しい動きを取り入れると、視聴者のスクロールする手を止める効果を期待できます。

冒頭の時点であえて結果や驚きの事実を提示し、続きが見たくなる強いフックを仕掛けましょう。

最初のほんの一瞬の印象が、最終的な再生回数を決定づける要素になります。

時間制限を活かしたテンポの良い編集

投稿動画をショートフィードに乗せるには、縦向き(または正方形)で最大3分(180秒。2024年10月15日以降にアップロードした動画が対象)の枠内で視聴者を飽きさせないよう、テンポ感のある編集をしましょう。

無言の間はすべてカットし(ジャンプカット)、シーンの切り替えに合わせて効果音やBGMを挿入すると視聴体験の質が向上します。

間延びした進行は離脱へ直結するため、動画内の情報密度を高く保つ意識が必要です。

リズミカルで無駄のない鮮やかな映像展開で、最後まで視聴者を引き付けましょう。

トレンドを取り入れた企画立案

トレンドになっている楽曲を使うと、同じ楽曲の動画を探している視聴者に見つけてもらえる機会が増えます。ハッシュタグは、検索で関連する動画を探してもらうための手がかりになります。

YouTubeで人気を集めるフォーマットや構成を参考にすると、視聴者に受け入れられやすい形を早くつかめます。ただし、特定の形式が優先して表示されるわけではなく、最後は視聴者の反応で決まります。

ただし他者の著作権には十分に配慮し、公式のオーディオライブラリから指定の音源を選びましょう。

トレンドへの便乗は、再生回数増加への手堅くも現実的な近道になります。

アナリティクス分析によるPDCAサイクル

YouTube Studioのデータをもとに自社チャンネルの動画を分析すると、客観的な改善点を見つけられるので、次の企画を立てる際のヒントになります。

視聴者維持率のグラフを確認すれば、視聴者が動画のどの場面で離脱したのかを把握できます。冒頭でスワイプされずに見てもらえた割合は「視聴を継続」の数値で確認します。

客観的な数値に基づいて編集方針や企画を見直せば、チャンネルは着実に成長を遂げます。

動画がショートフィードに乗らなくなったら、継続的なデータ検証によるPDCAサイクルの構築と実行を繰り返しましょう。

ショートフィードも対策できるYouTube運用代行をお探しなら「Tsuzuru」へご相談を!

オフィスで仕事をしている風景

YouTubeのショートフィードに特化したアルゴリズム対策や動画編集を、自社の担当者のみで行うのは膨大なリソースが必要です。

さらに動画マーケティングの専門知識がない状態では、トレンドの変化を取り逃がす可能性があるほか、目標にかかげる再生回数まで伸ばすのが困難になります。

成果につながる運用を進めたい場合は、スクール・教育系の企業様を中心に累計約30社を支援してきた株式会社Tsuzuruへ一度ご相談ください。

チャンネル設計・企画・台本・撮影・編集・分析まで、一貫してサポートします。

弊社「Tsuzuru」がご支援してショートフィードを攻略した事例を紹介

YouTubeショートのトップ画面

株式会社Tsuzuruでは、これまでにショート動画を活用したさまざまな業界での支援実績があります。

項顧客の業界・職種目スクール系ブランド買取
施策内容・
工夫したポイント
・視聴者ニーズと時事性を反映したコンテンツ刷新
・編集改善による視聴維持率の最大化
・競合との差別化
・視聴者の関心が高い値上げ情報のタイムリーな提供
導入後の成果
(Before/After)
・チャンネル登録者数が約3,000人から約2万1,000人に増加(2年で7倍)
・リスト(見込み客)の獲得数が1,300人から2,500人に増加
・冒頭30秒の視聴維持率が50%から平均60%に向上
・リスト(見込み客)の獲得数が0件から再生回数あたり0.5~1%に増加
・申込みの月間獲得数が0件から1件に増加
費用(月額)30万円程度30万円程度

ターゲット層に合わせた企画立案と、映像のプロフェッショナルによる細部までこだわった独自の動画編集により、顧客の認知度を大幅に拡大しています。

YouTubeショートがフィードに乗らないときにやってはいけないNG行動

NGアイコン

YouTubeショートがフィードに乗らないときにやってはいけないNG行動は、3つあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

動画の即時削除

投稿した動画をすぐに削除するのはおすすめしません。

動画がアルゴリズムから評価されるタイミングは、一定ではありません。

投稿後すぐに伸びるパターンもあれば、数日後に表示され始める遅咲きのパターンもあります。

したがって、公開直後の数字だけで削除すると、あとから伸びる機会を自分で手放すことになります(削除によってチャンネルの評価が下がる、という公式の説明は確認できていません)。

最低でも数週間ほどは冷静に動向を見守り、データの推移を観察しましょう。

無編集での再アップロード

伸びなかった動画を削除し、内容を変えずにそのまま再投稿しても、結果は変わりにくいです。

同じ動画を何度も出し直す行為は、視聴者の体験を損ね、YouTubeのスパムに関するポリシーに触れるおそれもあります。

再投稿を検討する際は、タイトルやサムネイル、動画の編集自体を根本から見直しましょう。

YouTubeのシステムを欺くアップロードは避けるべきです。

投稿の長期間放置

動画の更新が途絶えて長期間チャンネルを放置すると、新しく届く動画がなくなる分、ホームやおすすめからの視聴が減っていきます。

YouTubeは公式ヘルプで、投稿の間隔や休止期間の長さと視聴回数の変化には相関がなかった、と説明しています。ただし、休止のあとは、視聴者の視聴習慣が戻るまでに時間がかかることがあります。

また、投稿間隔があまりにも空きすぎると、獲得した既存ファンも離れてしまう可能性があります。

無理のない頻度で投稿を継続し、更新が途絶えないよう計画を立てましょう。

補足:チャンネル運営においてYouTubeショートを制作するべき理由

デスクで動画編集をしている風景

YouTubeのショート動画はチャンネルをスムーズに運営する上で、新規の視聴者と幅広く出会うための貴重な入り口になります。

長尺の横型動画はすでにファンになっている層や、明確な検索目的を持った特定のユーザー向けです。

一方、ショート動画は新規の視聴者がメインのため偶然の出会いを生みやすく、情報の拡散性に優れています。

動画の総数が比較的少なく競合性が低いジャンルなら、検索結果に上位表示されやすいため、自社の認知拡大につながりやすいです。

ショート動画で視聴者に興味を持たせてから、横型動画へ誘導する導線を設計すれば、チャンネル全体の回遊率が高まります。

その結果、総視聴時間も長く伸びやすくなり、チャンネルの評価が上昇するでしょう。

YouTubeショートフィードに関するよくある質問

YouTubeショートのトップ画面2

YouTubeのショートフィード運用に関して、よくある質問をまとめました。

それぞれ回答していきます。

YouTubeショートで収益化できる?

ショート動画でも、YouTube パートナー プログラムの次の条件をクリアすれば広告収益を得られます。

  • 直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が1,000万回以上(または、直近12か月間の有効な公開動画の総再生時間が4,000時間以上)
  • チャンネルの登録者数が1,000人以上

これらを満たし、審査に通ると収益化できます。なお、2027年2月1日からは、新しく参加するチャンネルの条件が「過去365日間の総再生時間が8,000時間以上」または「直近90日間のショート動画の視聴回数が2,000万回以上」に変わると、YouTubeが発表しています(2026年10月時点の情報)。

ショートフィードでの適切な動画の長さは?

動画の企画内容に合わせて、無駄な部分をカットした適切な尺を設計しましょう。

尺にこだわる際に意識したいポイントは、以下のとおりです。

  • 情報を詰め込みすぎない
  • 短すぎず長すぎないバランスを保つ
  • 視聴者が最後まで飽きずに集中して見られるよう工夫する

全体の情報量と動画の長さを最適化する意識を持ちましょう。

YouTubeショートの再生回数を増やすには?

視聴維持率とターゲット選定の根本的な見直しを徹底し、冒頭の1秒間に全力を注ぎましょう。

YouTube Studioのアナリティクスを活用し改善を繰り返せば、アルゴリズムからの評価が徐々に上がり、再生回数の増加が期待できます。

参考(YouTube公式ヘルプ・2026年10月に確認)

ショートフィードの投稿・分析はプロの動画制作会社へ依頼するのがおすすめ

動画編集会社のオフィス風景

YouTubeのショートフィードは明確な戦略のもとで攻略できれば、認知の拡大とチャンネル登録者数の増加を同時に実現できる機能です。

しかし、スワイプ率を下げて視聴維持率を高く保つには、ハイレベルの動画編集スキルと専門知識に基づくデータ分析が欠かせません。

限りある貴重なリソースの中で結果を出すためにも、プロの動画制作会社へ依頼して安全な運用を目指しましょう。

自社のYouTubeチャンネルの成長にお悩みの方は、株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市。スクール・教育系の企業様を中心に累計約30社を支援)までお気軽にご相談ください。

支援チャンネルでは、登録者数が2年で7倍(約3,000人→約2万1,000人)になった例もあります。

この記事の著者

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔

馬場 俊輔
株式会社Tsuzuru 代表取締役

2024年8月に動画制作代行として独立し、2025年7月に株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市)を設立。スクール・教育系の企業様を中心に、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援しています。自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」でも、企業のYouTube活用について発信しています。

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