YouTubeの投稿時間は何時がいい?決め方2つと、おすすめの穴場「22時」

『YouTubeの投稿時間は19時がよい、20時がよいなど色々な話があり、何時にすればよいか決められない』
『アナリティクスを見ても、投稿時間をどう決めればよいかわからない』
『投稿時間を変えれば、再生回数やクリック率がよくなるのか知りたい』

YouTubeの投稿時間について、このような悩みはありませんか。

YouTubeの投稿時間は、長い目で見ると、そこまで重要度の高いものではありません。YouTubeの公式も、動画を公開する時刻が長期的な成長に影響するとは言っていません。そのうえで、少しでも動画を伸ばすために投稿時間を決めるなら、アナリティクスで視聴者がYouTubeにいる時間帯を見ることと、視聴者の行動や生活のルーティーンを知ることの2つで決めるのがおすすめです。

本記事では、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援してきた株式会社Tsuzuru代表の馬場俊輔が、投稿時間の決め方2つと、株式会社Tsuzuruで試して初動がよくなった、おすすめの穴場の投稿時間「22時」を解説します。

まずは、投稿時間を考える前に押さえておきたい前提からお伝えします。

この記事の要点

  • YouTubeの公式は、動画を公開する時刻が長期的な成長に影響するとは言っていません。投稿時間を5分、10分ずらしただけで、視聴回数が数百回、数万回と変わるわけではありません。
  • 投稿時間の決め方の1つ目は、YouTube Studioのアナリティクスの「視聴者」タブにある「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」の表を見て、色の濃い時間帯に合わせることです。
  • 2つ目は、視聴者の行動や生活のルーティーンを知ることです。会社員向けのチャンネルでは、視聴者に聞いて投稿を夜から昼に変えたところ、クリック率が約1%変わりました。
  • 株式会社Tsuzuruで試した中で、いま穴場ではないかと考えている投稿時間は22時です。30〜40代の女性向けのチャンネルで、19〜20時ごろの投稿を22時に変えたところ、初動のクリック率が約1%変わりました。
  • 投稿時間は、企画・台本・編集を終えてから最後に整えるものです。「何時に投稿するか」から入ると、動画そのものがないがしろになってしまいます。

動画で見たい方は、こちらからどうぞ。

YouTubeの投稿時間は、動画の伸びにどのくらい影響する?

YouTubeの動画は夜7時に出したほうがよい、夜8時のほうがよい、なんなら夜7時10分がよいのでは、といった色々な話があります。

ただ、先に押さえておきたい前提があります。YouTubeの公式は、動画を公開する時刻が、動画の長期的な成長に影響するとは言っていません。簡単にいえば、投稿時間そのものは、あまり関係ないということです。

参考:Frequently asked questions about YouTube performance(YouTubeヘルプ)

もちろん、YouTubeに視聴者がたくさんいる時間に投稿したほうが、視聴回数は伸びるのでは、と考えることもできます。けれども、長い目で見たときに、投稿時間がYouTubeでとても大事かというと、重要度はそこまで高くありません。

YouTubeが評価しているのは、動画の中身

投稿時間を5分、10分ずらしただけで、視聴回数が数百回、数万回と変わるわけではありません。

YouTubeが評価しているのは、企画・台本・編集といった動画の中身です。投稿時間は、それを前提としたうえで、最後に整えるものと捉えてください。

YouTubeの投稿時間は、どうやって決めればよい?

投稿時間は、アナリティクスで視聴者がYouTubeにいる時間帯を見ることと、視聴者の行動や生活のルーティーンを知ることの2つで決めます。

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔
馬場(Tsuzuru代表)

投稿時間は、正直ちょっと小手先の部分もあります。でも、小手先でも少しでも動画が伸びればうれしいので、そこはこだわってほしいんです。

  • 決め方1:YouTube Studioのアナリティクスで、視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯を見る
  • 決め方2:視聴者の行動や生活のルーティーンを知り、そこから逆算する

株式会社Tsuzuruが特に大事にしているのは、2つ目のほうです。順に説明します。

決め方1:アナリティクスで、視聴者がYouTubeにいる時間帯を見る

動画の1コマ:馬場が「アナリティクスの『視聴者』タブ」と話している場面

1つ目は、YouTube Studioのアナリティクスを見て、自分の視聴者がよくYouTubeを開いている時間帯に、投稿時間を合わせる方法です。

見る場所は、「視聴者」タブの時間帯の表

アナリティクスの「視聴者」タブの中に、「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」という表があります。表の中で色の濃い部分が、自分の視聴者がよくYouTubeを開いている時間帯です。

参考:YouTube の視聴者を理解する(YouTubeヘルプ)

色の濃い時間帯に、投稿時間を当てはめる

色の濃い部分を見て、自分の視聴者がおおよそ何時ごろにYouTubeにいるのかをつかみます。

そのうえで、その時間帯に当てはめるように、投稿時間を合わせていきます。

決め方2:視聴者の行動や生活のルーティーンを知る

動画の1コマ:馬場が「視聴者の行動ルーティン」と話している場面

2つ目は、視聴者の行動ルーティーンや生活ルーティーンを知り、そこから投稿時間を決める方法です。株式会社Tsuzuruは、1つ目よりも、こちらをとても大事にしています。

アナリティクスの表は、もちろん実際に出てくるデータです。ただ、あくまで目安として考えるのが前提です。そこにプラスアルファで、視聴者がどう行動しているのかを見る必要があります。

たとえば、視聴者は通勤中に動画を見ているのか。寝る前に見ているのか。土日にまとめて動画を見る人もいるでしょう。

事例:会社員向けのチャンネルで、投稿を夜から昼に変えた

株式会社Tsuzuruが支援しているチャンネルの中に、会社員向けの動画を作っているチャンネルがあります。このチャンネルでは、当初は夜に動画を投稿していました。

あるとき、たまたまそのチャンネルの視聴者の方にお会いする機会があり、「この動画は、いつごろ見ていますか」と聞いてみました。すると、夜に見ている方もいた一方で、昼に見ている方のほうが多いのでは、ということが見えてきました。

そこで投稿時間を昼に変えたところ、クリック率が約1%変わりました。

データと合わせて、視聴者に直接聞く

1つ目のデータを見ることも、もちろんとても大事です。それと合わせて、視聴者が実際にその行動をとっているのかを、インタビューでしっかり確かめます。

「この人はこういう生活をしている」「こういう行動のルーティーンで過ごしている」というところから逆算して投稿時間を決めることが、鍵になります。

1つ目だけをやっている場合は、2つ目もぜひ試してみてください。そのうえで、動画の伸びやクリック率がどうなるのかを見ながら、PDCAを回していきます。

  • 視聴者が動画を見ているのは、通勤中か、寝る前か、土日にまとめてかを考えたことがあるか
  • アナリティクスの時間帯の表を、目安として見ているか
  • 視聴者に直接「いつごろ見ていますか」と聞いたことがあるか
  • 投稿時間を変えたあと、動画の伸びやクリック率がどう変わったかを見ているか

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YouTubeの投稿時間で、おすすめの穴場は何時?

株式会社Tsuzuruで色々と試した結果、いま穴場ではないかと考えている投稿時間は、22時です。

必ずこの時間に投稿してほしい、というわけではありません。小手先の部分もあることを承知のうえで、参考にしてください。

19〜20時ごろの投稿を22時に変え、初動のクリック率が約1%変わった

30〜40代の女性向けのチャンネルで、それまで19時や20時ごろに投稿していた動画を、22時に変えました。すると、公開してすぐの反応(初動)で、クリック率が約1%変わりました。

決め方2で紹介した会社員向けのチャンネルの例とあわせて、表にまとめます。

チャンネル投稿時間の変更決めた手がかり結果
会社員向けのチャンネル夜 → 昼視聴者にお会いして、いつごろ見ているかを聞いたクリック率が約1%変わった
30〜40代の女性向けのチャンネル19〜20時ごろ → 22時競合の投稿時間と、視聴者の生活のルーティーンから仮説を立てた初動のクリック率が約1%変わった

22時に変えてクリック率が変わった理由は、2つあると馬場は考えています。

理由1:競合が19〜20時に動画を出していたから

1つ目の理由は、競合との関係です。競合が19〜20時に動画を出していたため、投稿時間を変える必要があるという仮説を持って、22時に投稿しました。これが大きな理由だと馬場は考えています。

競合と同じ時間に出すのは、レッドオーシャンに飛び込むようなもの

自分たちの動画を、競合と同じように19時や20時に出すと、レッドオーシャンに飛び込んでいるような状態になります。競合の動画と比べて、自分たちの動画が見られるかどうかを競わなければいけないからです。

そのため、仮に自分の動画が表示されたとしても、クリック率や初動が悪くなってしまうことが多くありました。

初動が悪いと、YouTubeに広げてもらえなくなる

初動が悪くなると、そのあとYouTube側も「この動画はよい」と判断して広げてくれなくなってしまいます。

そこで、投稿時間を変えて反応を見てみようと22時にしたところ、クリック率が改善しました。

理由2:19〜20時は、視聴者が忙しい時間帯だと考えたから

動画の1コマ:馬場が「大体22時頃じゃないかなと思って」と話している場面

2つ目の理由は、視聴者の行動ルーティーンを見て、19〜20時は結構バタバタしている時間帯ではないかと考えたことです。

このチャンネルは30〜40代の女性向けのため、主婦の方や子育て中の方が多い視聴者層です。そう考えると、19〜20時は、夜ご飯の片付けや、お子さんの寝かしつけ、お風呂といった時間帯になると考えられます。

それらが終わるのが22時ごろではないかと考えて、22時に変えてみました。

あとから聞くと、「22時のほうが見やすい」という視聴者がいた

あとから視聴者に聞いてみると、実際に「22時のほうが見やすい」という方がいました。

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔
馬場(Tsuzuru代表)

これも先に調査すればよかったんですけどね。後から聞いてみて、視聴者に直接聞くことがめちゃくちゃ大事だなと、思い知らされました。

データを目安にしながら、視聴者がどの時間帯にYouTubeにいてくれるのかを直接聞いて確かめることが、投稿時間を決める鍵になります。

投稿時間は、いつ決めればよい?

投稿時間は、企画・台本・編集を終えてから、最後に決めるものです。

繰り返しになりますが、投稿時間を1時間、2時間、3時間ずらしたところで、視聴回数が数千回、数万回と変わるわけではありません。

大事なのは、しっかり企画して、台本を作り、編集して、アップロードするまでの過程です。それをきちんと終えてから、「では、投稿時間は何時にしようか」と話し合うのが順番です。

「投稿時間は何時がいいですか」というところから入ってしまうと、動画そのものがないがしろになってしまいます。注意してください。

よくある質問

Q
YouTubeの投稿時間は、何時がおすすめですか?
A

視聴者がYouTubeにいる時間帯と、視聴者の行動や生活のルーティーンから、チャンネルごとに決めるのがおすすめです。株式会社Tsuzuruで試した中では、いま22時が穴場ではないかと考えています。30〜40代の女性向けのチャンネルで19〜20時ごろの投稿を22時に変えたところ、初動のクリック率が約1%変わりました。ただし、必ずこの時間に投稿すべき、というものではありません。

Q
投稿時間を変えると、再生回数は増えますか?
A

投稿時間を変えるだけで、再生回数が大きく変わるわけではありません。投稿時間を5分、10分ずらしただけで視聴回数が数百回、数万回と変わることはなく、1〜3時間ずらしても、数千回、数万回と変わるわけではありません。YouTubeが評価しているのは、企画・台本・編集といった動画の中身です。ただ、投稿時間を変えて、クリック率が約1%変わった例はあります。

Q
アナリティクスでは、どこを見れば投稿時間を決められますか?
A

YouTube Studioのアナリティクスの「視聴者」タブにある、「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」の表を見ます。色の濃い部分が、自分の視聴者がよくYouTubeを開いている時間帯です。ただし、データはあくまで目安です。視聴者の行動や生活のルーティーンもあわせて確かめることをおすすめします。

Q
投稿時間を見直すとき、何から始めればよいですか?
A

まずは、企画・台本・編集といった動画の中身を整えることが先です。そのうえで、アナリティクスの時間帯の表を目安に見て、視聴者に直接「いつごろ見ていますか」と聞き、生活のルーティーンから逆算して決めます。変えたあとは、動画の伸びやクリック率を見ながらPDCAを回します。

視聴者の生活から投稿時間を決めて、動画の初動につなげよう

YouTubeの投稿時間は、長い目で見るとそこまで重要度の高いものではなく、企画・台本・編集を終えてから最後に整えるものです。

そのうえで、アナリティクスの時間帯の表を目安にしつつ、視聴者に直接聞いて、生活のルーティーンから逆算するところから始めてみてください。

株式会社Tsuzuruは、埼玉のYouTube運用代行・動画制作会社です。「自社のチャンネルは、何時に投稿すればよいか」というご相談も受け付けています。

ご相談は無料です。

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この記事の解説者

株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔

馬場 俊輔
株式会社Tsuzuru 代表取締役

2024年8月に動画制作代行として独立し、2025年7月に株式会社Tsuzuru(埼玉県さいたま市)を設立。スクール・教育系の企業様を中心に、累計約30社のYouTube運用と動画制作を支援しています。自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」でも、企業のYouTube活用について発信しています。

会社概要を見る

この記事は、株式会社Tsuzuru 代表取締役 馬場俊輔が、自社のYouTubeチャンネル「1社に1つYouTubeを」で話した内容(2026年10月19日公開)をもとにまとめたものです。成果の数字は、動画の公開時点のものです。