YouTubeマーケティングとは?始め方5ステップや広告との違い、よくある失敗も解説

「集客や採用にYouTubeを活用したいけど、何から手を付けたら良いかわからない……」

2026年現在、動画で多くの情報を伝えられるYouTubeが集客・採用・売上アップに有効なツールとして注目を集めています。

しかし、知識不足やリソース不足などさまざまな理由で、実際には手を付けられていない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、YouTubeマーケティングの手法や始め方5ステップ、費用相場について解説します。

自社の集客や採用にYouTubeを活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

弊社Tsuzuruでは、企画から制作、編集、分析改善まで、企業のYouTubeマーケティングを一気通貫でサポート可能です。

プロに任せて今すぐYouTubeマーケティングを始めたい方は、以下のフォームからお気軽にご相談ください。

YouTubeマーケティングとは?

パソコン操作を俯瞰

YouTubeマーケティングは、自社チャンネルの運用やYouTube広告などを通じて、集客・採用・売上アップを実現する取り組みです。

まずは以下の2点を押さえておきましょう。

YouTubeマーケティングが注目される背景

近年、動画広告市場は年々拡大しており、企業のYouTube活用も広がっています。

たとえば国内の動画広告市場は、2025年に前年比122.2%となる8,855億円に到達しました。

2026年には初めて1兆円を超え、1兆437億円に達すると予測されています。

※参考:サイバーエージェント、2025年国内動画広告の市場調査を実施 2025年の動画広告市場は8,855億円で昨年対比122%成長、2029年には約2倍の1兆6,336億円に達すると予測 | 株式会社サイバーエージェント 

あわせて、商品を比較検討する際に動画を参考にする人も増えています。

さらに、YouTube動画は公開を続けている限り、後日も検索やおすすめから見つけてもらえやすい「ストック型」のコンテンツです。

投稿がタイムラインで流れていくSNSとは異なり、公開から時間が経っても集客資産として働き続けます。

こうした背景から、多くの企業が集客や採用のツールとしてYouTubeに注目しています。

YouTube広告とチャンネル運用の違い

YouTube広告は予算を投じて配信量を確保する「ペイドメディア」、チャンネル運用はコンテンツを積み上げる「オウンドメディア」です。

広告の場合、予算を投じている間は短期間でも多くの見込み客に届けられますが、配信を止めればその効果はなくなってしまいます。

一方で、チャンネル運用では公開した動画がアカウント上に残り、中長期的に見込み客を集め続けるのが特徴です。

今すぐ届けたいのか、資産として積み上げたいのか、狙う効果によって適した手段は変わります。

だからこそ、どちらか一方を選ぶのではなく、目的に応じて使い分けたり併用したりするのが得策といえます。

YouTubeマーケティングの主な手法

YouTubeホーム画面

YouTubeマーケティングには、大きく分けて以下のとおり3つの手法があります。

手法特徴向いている企業
自社チャンネル運用動画を集客資産として蓄積し、中長期的に活用できる中長期的に集客や採用の基盤を作りたい企業
YouTube広告ターゲットに向けた配信量を短期間で確保しやすい新商品の告知やキャンペーンなど短期間での認知拡大を狙う企業
YouTuberタイアップYouTuberへの信頼が商材への興味につながりやすい商材との相性が良いYouTuberがいる企業

短期間での認知拡大を優先する場合は広告、YouTuberの発信力を売上につなげたい場合はタイアップが適しています。

また、自社チャンネル運用は公開した動画が資産として蓄積されるため、中長期的に集客・採用の基盤を作りたい企業との相性が良いでしょう。

さらに初期費用が低く、投稿内容や本数を調整しながら無理なく進められるため、多くの企業にとって現実的な選択肢といえます。

YouTubeマーケティングの始め方5ステップ

陸上競技場のスタートライン

YouTubeマーケティングを始める際は、以下の5ステップで進めるのが基本です。

順番に解説していきます。

ステップ1.目的とKGI・KPIを決める

まずは目的と KGI(最終目標)・KPI(中間指標)を決めておきましょう。

集客・採用・売上アップなどの目的によって、動画の方向性や追うべき数字も大きく変わります。

たとえば集客が目的なら、KGIにはお問い合わせや資料請求が、KPIには動画の再生数、サイト流入数が該当します。

また、こうした指標を設定する際は、KGIとKPIを切り分けて考えるのが重要です。

仮に動画の再生数(KPI)が伸びていても、視聴者のニーズを満たす内容になっていなければ、お問い合わせ(KGI)にはつながりません。

運用が事業成果につながっているかを正確に判断するためにも、目的とKGI、KPIを整理しておくのが鉄則です。

ステップ2.ターゲットとチャンネルコンセプトを設計する

次に「誰が見て、何を得られるチャンネルか」を1行で言い切れるまでターゲットとコンセプトを絞り込みましょう。

コンセプトが曖昧なまま投稿を始めると、視聴者の疑問や不安に応えられず自社チャンネルへの信頼も育てられません。

だからこそ、年代や職業、抱えている課題をもとにターゲット像を具体化し、チャンネルコンセプトに落とし込む必要があります。

YouTubeマーケティングでは、ターゲットやターゲットの悩みをしっかり調査し、コンセプトを固めてから取り掛かるのが成功の秘訣です。

ステップ3.検索需要から動画テーマを選ぶ

チャンネルコンセプトが固まったら、視聴者が実際に検索しているキーワードを軸に動画テーマを決めましょう。

YouTubeの仕組み上、登録者が少ない新規チャンネルの動画でも、検索意図を満たす内容であれば検索結果に表示されやすい傾向があります。

たとえば、検索意図が明確な「〇〇 解決」「〇〇 比較」などのテーマを設定すると、成約意欲の高いユーザーにアプローチ可能です。

結果として、視聴者の悩みや不安も解決できるため、自社の信頼獲得にもつながります。

ステップ4.タイトル・概要欄・タグを最適化する

動画が作成できたら、タイトル、概要欄、タグを整えましょう。

これらの要素は動画の内容をアルゴリズムに正しく伝える上で重要な役割を持ちます。

実はYouTubeのアルゴリズムは、タイトル・概要欄・タグに書かれた情報をもとに動画の内容を理解しています。

そのため、タイトル・概要欄・タグが動画の内容を正しく反映できていれば、検索結果に表示され、多くのユーザーの目に触れやすくなるはずです。

動画の内容だけでなく、こうした要素にも力を入れるとユーザーとの接点を広げられます。

効果的なタグの付け方については、以下の記事で詳しく解説しています。

>>YouTubeのメタタグとは?設定方法や注意点、ハッシュタグとの違いも解説

ステップ5.アナリティクスで検証して改善する

動画を投稿したら、YouTubeアナリティクスでクリック率・視聴維持率・平均視聴時間を分析し、次回作の改善につなげましょう。

たとえばクリック率が低い場合は、サムネイルやタイトルで視聴者の興味を引けていない可能性があります。

文字を大きくしたり、具体的な数字を入れたりする対策が有効です。

また、視聴者維持率のグラフで冒頭に大きな離脱が見られる場合は、結論を先に見せるなど、導入部分を見直す必要があります。

さらに、平均視聴時間は冒頭で離脱されるほど下がりやすい指標です。

見たい場所に飛べるタイムスタンプを設定すれば、冒頭で興味を失いかけても、視聴を続けてもらいやすくなります。

YouTubeマーケティングでは動画を投稿して終わりにせず、こうした改善サイクルを仕組みとして回すのが成功の秘訣です。

YouTubeマーケティングのメリット・デメリット

にっこり、無表情、しかめっ面

YouTubeマーケティングには、以下のとおりメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 動画が資産として残り、中長期的に見込み客を集め続けられる
  • 伝えられる情報量が多い
  • YouTube検索とGoogle検索の両方から流入を得られる
  • 採用のミスマッチを減らしやすい

デメリット
  • 企画・撮影・編集など制作工数がかかる
  • 成果が出るまでの時間がかかる
  • 発信内容によっては炎上リスクがある

YouTubeマーケティングのメリットは、公開した動画が蓄積され、中長期的に見込み客を集め続けられる点です。

仕事内容や社員の雰囲気を事前に伝えられて、採用のミスマッチを減らしやすくなります。

ただし、動画公開までに企画、撮影、編集など多くの工程がかかる点には注意が必要です。

もし自社にスキルが不足している場合、動画の制作スピードやクオリティに問題が生じるおそれがあります。

メリットとデメリットの両方を踏まえた上で、自社にとって取り組む価値があるかを判断するのが重要です。

企業がYouTubeを活用するメリット・デメリットについては、以下の記事でより詳しく解説しています。

>>企業がYouTubeを活用するメリットとデメリットは?失敗につながる原因や成功事例も紹介 

YouTubeマーケティングの費用相場

小銭がこぼれ落ちる財布

YouTubeマーケティングの費用は、依頼する範囲によって以下のとおり大きく変わります。

依頼形態費用の目安対応範囲
自社運用月3万~5万円(機材・編集ソフト)+人件費企画・撮影・編集・分析すべてを社内で対応
制作中心の部分外注(運用代行会社)月20万〜80万円企画、撮影、編集、サムネイル制作など
企画・制作・分析込みの外注(運用代行会社)月50万~150万円企画・台本・撮影・編集・サムネイル・投稿・分析まで対応
フリーランスへの外注月4万〜80万円個人によって対応範囲は異なる

自社運用の場合、担当者1名あたりの人件費は月25万〜35万円程度が目安です。

一方で運用代行の場合は、依頼する相手や業務範囲によって費用が大きく変動します。

自社の目的や予算感に合わせて、依頼先を検討してみてください。

YouTube運用代行の費用相場やおすすめの会社については、以下の記事で詳しく解説しています。

>>YouTube運用代行の費用相場は?依頼先別の比較や見積もりの確認ポイントも解説 

>>おすすめのYouTube運用代行会社を厳選して紹介!失敗しない選び方や依頼するメリットも解説 

YouTubeマーケティングでよくある失敗

顔を覆う女性

ここでは多くの企業が陥りやすい、以下の失敗事例について解説します。

YouTubeマーケティングの失敗を防ぐために、ぜひ参考にしてみてください。

担当者への属人化で更新が止まる

運用が特定の社員に依存すると、退職や異動をきっかけに投稿が止まってしまうリスクがあります。

安定した運用体制を築くためには、業務を担当者1人に集中させない仕組みが必要です。

まずは企画、撮影・編集、公開前の最終チェック、データ分析などを、チームで分担しましょう。

また、担当者が変わっても対応できるよう、業務内容をマニュアル化しておくのも重要です。

YouTubeマーケティングでは、複数人で運用できる体制を整えることが、持続可能なチャンネル運営につながります。

成果が出る前に半年で撤退してしまう

短期の数字だけで判断して撤退してしまうと、運用を続けていれば得られたはずの成果を逃すリスクがあります。

とくに再生回数だけをKPIに置くと、お問い合わせや採用応募につながるかを検証する前に見切りをつけてしまいがちです。

実際、企業のYouTube活用では半年以内で見切りをつける割合が5割を超える調査結果も存在します。

YouTube運用は、投稿した動画が資産として積み上がっていく中長期的な施策です。

そのため、自社の目的に沿ったKPIを設計した上で、辛抱強く運用を続ける必要があります。

投稿しっぱなしで検証していない

動画を投稿しただけで満足し、YouTubeアナリティクスでの効果測定を行わないと、改善策を検討できません。

視聴者がどこで離脱したか、またはどの経路から流入したかは、アナリティクスを確認しなければわからないためです。

たとえばクリック率が低ければタイトルやサムネイル、冒頭で離脱が多ければ導入部分に課題がある可能性があります。

こうした改善点をデータをもとに洗い出して次の企画へ反映すれば、回を追うごとに動画の質は上がっていくはずです。

YouTubeマーケティングで着実に成果を出したい場合は、地道に検証・改善のサイクルを回していきましょう。

YouTubeマーケティングでお悩みなら株式会社Tsuzuruにご相談ください

落ち着いた色合いの会議室

YouTubeマーケティングでは戦略設計から検証・改善まで、押さえるべきポイントが数多くあります。

失敗を防ぐための以下の取り組みを本業と並行しながら行うのは、簡単ではありません。

  • 属人化を防ぐ体制づくり
  • 短期的な数字に左右されないKPI設計
  • 投稿後の地道な検証

だからこそ、自社にリソースが不足している場合は、無理に社員に任せずプロに外注するのも効果的です。

弊社Tsuzuruでは、戦略設計から企画・撮影・編集・アナリティクス分析まで、YouTube運用を一気通貫でサポートできます。

少数精鋭の体制で運営しているため、担当者と直接やりとりでき、意思決定のスピードが速いのも強みです。

YouTube運用の成果が伸び悩んでいる方や、チャンネル立ち上げから伴走してほしい方は、ぜひ気軽にご相談ください。

弊社Tsuzuruが支援したYouTubeマーケティングの成功実績

会議中の男性

弊社Tsuzuruでは、視聴回数やチャンネル登録者数だけでなく、その先の集客、売上アップを見据えたコンセプト設計を大切にしています。

たとえば、「公務員が自力で稼げるチカラをつけるch」では、撮影を除くすべての業務を弊社で担当しました。

YouTubeを使って認知を広げるだけでなく、ターゲットの潜在的なニーズに応える戦略を提案した結果、以下の成果につながっています。

  • 3カ月でチャンネル登録者が1.4倍に増加
  • スクール入会者数80名ほどから200名超まで増加
  • メルマガのリスト数が1,000人から2,500人に増加

このように、ただ動画を制作するだけでなく、目的設計や導線設計、分析改善まで伴走して成果につなげられるのが弊社の強みです。

貴社の目的に合わせて手厚くサポートできますので、お気軽にご相談ください。

YouTubeマーケティングに関するよくある質問

?を顔の前に掲げる女性

YouTubeマーケティングに関して、よくある質問に回答します。

顔出しなしでも効果はありますか?

カメラの前で顔を出さなくても、工夫次第で十分に運用可能です。

たとえば手元だけを映す解説動画やアニメーション動画、ナレーション動画など顔出しをせずに成果を出す方法はあります。

実際、ノウハウ解説や商品紹介などの動画では、視聴者は誰が話しているかよりも、自分が知りたい情報が得られるかを重視しています。

ただし、住宅やコンサルティングなど高額な商材を扱う業種では、顔出しをしたほうが信頼感が得られるはずです。

自社の業種や目的によって顔出しの必要性が変わる点には注意しましょう。

何本投稿すれば成果が出ますか?

投稿本数に一律の正解はなく、検証サイクルを回しながら投稿を続けられるかが成果を左右します。

本数を追って質の低い動画を量産すると、チャンネル全体の評価を下げてしまうおそれがあります。

さらに、無理のある頻度で投稿を続けた結果、2〜3カ月で更新が止まってしまう例も少なくありません。

とくにチャンネルの立ち上げ期では、たとえば週1本など負担のない頻度で始めて、分析・改善を重ねていくのが大切です。

初めから大きな成果を出そうと焦らずに、辛抱強く運用を続けていきましょう。

再生回数が伸びなければ意味がないですか?

動画の再生回数が伸びなかったからといって、YouTubeマーケティングの効果が出ないとは限りません。

とくにBtoBの商材は専門性が高く、ターゲットが限られているため、一般消費者向け(BtoC)のようにSNSで拡散される必要はありません。

再生数が少なくても動画がターゲットにピンポイントで届けば、商談などの事業成果につながる場合があります。

再生数だけにとらわれず、お問い合わせ数や採用応募数など自社の目的に沿った指標で成果を判断するのが大切です。

外注する場合、何から相談すればいいですか?

YouTube運用の目的や予算感が決まっていれば、すぐに相談を始められます。

相談前には以下の点を整理しておくと、依頼先による提案の精度が上がり、やり取りの手間も軽減可能です。

  • YouTube運用の目的
  • 予算感
  • 現状の社内リソース

弊社Tsuzuruでは、貴社の目的や予算に応じた柔軟な提案が可能です。

徹底したヒアリングによって課題を明確にし、YouTube運用を手厚くサポートできますので、気軽にご相談ください。

YouTubeマーケティングは正しい手順で始めれば資産になる

パソコンを操作する手元

今回は、YouTubeマーケティングの手法や始め方、費用相場について紹介しました。

YouTubeマーケティングを始める際は、以下の5ステップで進めれば、集客や採用、売上アップなどの成果をもたらす資産になります。

  • ステップ1.目的とKGI・KPIを決める
  • ステップ2.ターゲットとチャンネルコンセプトを設計する
  • ステップ3.検索需要から動画テーマを選ぶ
  • ステップ4.タイトル・概要欄・タグを最適化する
  • ステップ5.アナリティクスで検証して改善する

YouTubeマーケティングでは、専門的なマーケティング知識やプロの制作スキルの有無が成果を左右します。

弊社Tsuzuruでは、動画の企画から撮影、アナリティクス分析まで、YouTube運用を一気通貫でサポート可能です。

プロに任せて着実な成果を出したい方は、ぜひ以下よりお問い合わせください。