スクールのYouTube活用4つの法則|体験レッスンにつながる動線やよくある失敗も解説

「広告費をかけても、体験レッスンの申し込みが増えない」

「YouTubeが良いと聞くが、何を出せば良いのか分からない」

集客に悩むスクールや教室の運営者は多いです。

YouTubeは、講師の教え方とレッスンの雰囲気を、動画のまま届けられる集客手段です。

受講を検討している人が申し込みの前に中身を確かめられるため、体験レッスンとの距離が縮まります。

そこで本記事では、集客を成功させる4つの法則、種類別の動画企画、申し込み動線、よくある失敗まで解説します。

スクールの集客をYouTubeで立て直したい運営者は、ぜひ参考にしてください。

なお、弊社Tsuzuruでは、企画立案から撮影、編集、分析改善まで一貫して支援しています。

YouTube運用にお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

スクールのYouTube活用で集客を成功させる4つの法則

ノートに計画を書き出す手元

スクールのYouTube活用は、大手のように予算をかけなくても、業種に合った型を押さえれば成果につながります。

集客を成功させる法則は、以下の4つです。

予算ではなく設計で差が付く4つの型を、それぞれ具体的に解説していきます。

法則1. チャンネル名にエリア名を入れて商圏を絞る

チャンネル名にエリア名を入れると、地名で探している人から見つけてもらいやすくなります。

スクールは商圏のビジネスであり、全国から再生されても体験レッスンの申し込みには結び付きません。

「渋谷 英会話」「札幌 ダンススクール」のように、地名とジャンルを固定で並べてください。

エリア名はチャンネル名だけでなく、動画のタイトルにも毎回入れます

検討している人は地名から探すので、タイトルに入っているかどうかで表示される機会が変わります。

評価する数字は再生数ではなく、体験レッスンの申し込み数に置いてください。

地名を入れても配信先が商圏内に限られるわけではないので、動画の中身も通える人に向けて作ってください。

この物差しが、以降のすべての施策で前提になります。

法則2. レッスンのノウハウを出し惜しみせず公開する

レッスンで教えている内容は、出し惜しみせずに公開してください。

無料で教えると通ってもらえなくなる、と心配する講師はたくさんいます。

知識そのものは、書籍でも動画でもすでに無料で手に入ります。

それでも受講料が払われているのは、添削と矯正、続けられる環境に対してです。

動画を見ただけで独学を続けられる人は、もともとスクールに通いません。

公開したノウハウの質は、そのまま講師の実力を証明する材料になります。

複数のスクールを比べている段階の視聴者は、教え方を確かめてから申し込み先を決めます。

法則3. 受講生のビフォーアフターを成果の数字で見せる

受講生の変化を見せるときは、感想ではなく成果の数字を並べてください。

「楽しかった」の一言だけでは、見ている人が自分の未来を想像できません。

TOEICの点数が受講の前後でどう動いたか、未経験から発表会に出るまでの期間を示しましょう。

受講3カ月で案件を受注した事例も、同じように使えます。

撮影は入会時と修了時の2回に分け、変化が並ぶ形で残しておきます

後から過去の姿は撮り直せないため、入会の時点で撮影の予定を組んでください。

スクールは受講する本人が申し込みを決めるため、自分の変化を重ねられる見せ方が効きます。

法則4. 密着動画でレッスンの雰囲気を見せる

大人の習い事で申し込みを止めているのは、「初心者は自分だけではないか」という気持ちです。

「教室で浮かないか」という不安は、パンフレットの写真では消えません。

編集で整えた紹介動画よりも、レッスン1コマをそのまま見せるほうが伝わります。

講師の話し方や受講生の年齢層、施設の雰囲気は、写真1枚では伝わりません。

密着の形にすると、体験レッスンに来たあとの時間の流れまで想像できます。

受講生が映る場合は、撮影の前に必ず許諾を取ってください。

【種類別】スクールのYouTube活用で伸びやすい動画企画

ギターを弾く手元

伸びやすい動画企画は、スクールの種類によって変わります。

種類別の企画と、体験レッスンにつながる理由は以下のとおりです。

スクールの種類伸びやすい動画企画体験レッスンにつながる理由
英会話・語学講師と受講生の3分間ロールプレイをそのまま公開自分のレベルでも話せるかを、聞くだけで判断できる
プログラミング未経験者が最初のアプリを作り終えるまでの画面録画受講後に何を作れるようになるかが具体的に伝わる
ダンス・音楽入会時と発表会での演技・演奏を並べた比較動画上達の幅が目に見え、自分の変化を重ねられる
料理・手芸1品を最初から最後まで作るレッスン形式の実演家で再現できた人ほど、直接教わる価値を感じる
資格・ビジネス頻出テーマを10分で解説する講義の切り出し教え方の分かりやすさを、申し込みの前に確かめられる
フィットネスレッスン1コマの密着と、3カ月後の受講生インタビュー教室の雰囲気と成果の両方を、一度に確認できる

どの企画も、レッスンの一部をそのまま出すか、変化を見せるかのどちらかに寄せています。

自社の種類に近い行から、いちばん撮影しやすい企画を1つ選んで始めてください。

学習塾は申し込みを決めるのが受講する本人ではないため、チャンネルの設計そのものが変わります。

塾の場合の考え方は、以下の記事で詳しく解説しています。

学習塾が集客にYouTubeを活用する目的は?注意点やマーケティング方法も解説

スクールのYouTube活用ではショート動画と長尺動画を使い分ける

スマートフォンを操作する手元

ショート動画と長尺動画は、役割を分けて使ってください。

それぞれの役割と、スクールでの使い方は以下のとおりです。

動画の種類役割スクールでの使い方
ショート動画まだ知らない視聴者に見つけてもらう入口レッスンの1フレーズ、1動作を15秒前後で切り出す
長尺動画比較検討の段階で最後まで見られる本編ノウハウ解説や密着動画を置き、教え方をすべて見せる

ショート動画はSNSと同じ感覚で流し見されるため、上達のコツを1つだけ見せる形が向いています。

気になった視聴者はチャンネルを開き、長尺動画で講師の教え方と教室の様子を確かめます。

ショートで見つけてもらい、長尺で決めてもらうまでが1本の流れです。

アップの回数を増やすなら、長尺1本から切り出してショートを作ると時間を節約できます。

スクールのYouTubeから体験レッスンの申し込みにつなげる動線の作り方

予定表に書き込む手元

再生数が伸びても申し込みが増えないスクールは、動画から先の受け皿が抜けています。

体験レッスンの申し込みにつなげる動線は、以下の3つで作りましょう。

3つを用意して初めて興味を持った視聴者が迷わず動けるので、順に解説していきます。

概要欄と固定コメントに体験レッスンの予約リンクを常に置く

体験レッスンの予約リンクは、すべての動画の概要欄と固定コメントに置いてください。

動画ごとに置き場所が変わると、視聴者は探す前に離脱します。

飛び先は、申し込みフォームへ直結させてください。

トップページに送ると、メニューや料金を見て回るうちに気持ちが冷めてしまいます。

概要欄は最初の数行しか表示されないので、リンクはその範囲に入れておきましょう。

固定コメントにも同じリンクを置き、概要欄を開かない人の受け皿にしましょう。

ショート動画では概要欄とコメント欄のURLをクリックできないため、長尺動画やプロフィールへ誘導します。

動画の中で申し込みを案内するタイミングを決めておく

申し込みの案内をどこで入れるかは、撮影の前に決めておいてください。

冒頭から売り込むと、本題に入る前に視聴者は離れていきます。

法則2で公開したノウハウを出し切った直後が、案内を入れる位置になります。

教え方に納得した直後は、視聴者の気持ちがいちばん動いている瞬間です。

案内は1本につき一度だけにとどめ、毎回同じ言い方に固定しましょう。

同じ案内を繰り返すと視聴者が言葉を覚え、迷わず概要欄へ進めます。

LINE公式アカウントを受け皿にして検討中の人を逃さない

動画を見た時点で申し込む人は、ごく一部です。

残りの大半は、内容に興味を持ったまま何もせずに離れていきます。

LINE公式アカウントを受け皿にして、無料体験の空き枠案内を受け取る形にしましょう。

いきなり申し込むよりも、案内を受け取るだけのほうがハードルは下がります。

登録した人には、教室の様子や受講生の成果を定期的に届けてください。

検討が進んだ頃合いで体験レッスンを案内すると、次の一歩を踏み出してもらいやすくなります。

スクールのYouTube活用でよくある4つの失敗

机の上に置かれた目覚まし時計

スクールのYouTubeがうまくいかない原因は、動画の出来だけではありません。

続けられる体制と、申し込みまでの設計がそろっていないことが大きな原因です。

よくある失敗は、以下の4つです。

いずれも運用の体制で防げる内容ですので、順番に解説していきます。

スクールの宣伝動画ばかりで最後まで見てもらえない

設備紹介や入会案内だけの動画は、最後まで見てもらえません。

視聴者が確かめたいのは、教室の広さではなく「自分ができるようになるか」の一点です。

宣伝の言葉が続く動画は、開いた直後に閉じられます。

動画の中身を組み立てるときは、宣伝ではなく学べる内容から考えましょう

レッスンで教えている内容を1つ切り出せば、それだけで1本の動画になります。

スクールの案内は、ノウハウを伝え切った最後に一度だけ添えてください。

投稿が講師任せになり、3カ月で更新が止まる

撮影から編集、投稿までを講師1人がレッスンの合間に担う体制は、長くは続きません。

レッスンが立て込む時期には、撮影の時間そのものを確保できません。

YouTubeは、投稿を休んだ期間の長さと再生回数の変化に相関はないと説明しています。

それでも間が空くと、視聴者の習慣が戻るまでに時間がかかります。

担当を1人に背負わせず、外に出す工程を先に決めておくのが解決策です。

編集と投稿だけを外部に任せれば、講師は撮影とレッスンに集中できます。

受講生の顔出しと使用許諾を決めないまま撮影する

受講生が映る動画は、撮影の前に書面で許諾を取ってください。

成人の受講生であっても、肖像権に関する確認は省略できません。

許諾書では、YouTube・SNS・広告のどこまで使えるかの範囲まで決めておきましょう。

範囲を決めずに撮ると、転用のたびに確認の手間が生まれます。

退会した受講生に掲載を止めてほしいと言われたら、その場面のカットや顔のぼかしで対応しましょう。

1本に複数の受講生が映っていると修正の範囲が広がり、公開を止める判断も必要になります。

数字を見ずに続けて、何が効いたのか分からなくなる

再生数だけを見ていると、何が申し込みにつながったのか分からなくなります。

見るべき数字は、体験レッスンの申し込み数と、申し込んだ人が見ていた動画です。

申し込みフォームに「どの動画を見て申し込みましたか」の項目を1つ足してください。

回答が集まれば、成果を出している企画がはっきりします。

効いた企画が分かったら、同じ型で本数を増やす判断ができます。

月に一度は数字を並べ、次の1カ月に撮る本数と企画を決めましょう。

スクールのYouTube活用でお悩みなら弊社Tsuzuruにご相談ください

資料を広げた打ち合わせのテーブル

スクールのYouTube活用でお悩みの場合は、弊社Tsuzuruにご相談ください。

弊社Tsuzuruは、企画立案から撮影、編集、投稿後のアナリティクス分析まで一貫して支援する体制です。

動画が宣伝に寄ってしまう課題は、目的から逆算した企画の設計で解消できます。

更新が止まる課題には、撮影と編集の工程を弊社Tsuzuruが引き受けます。

受講生の許諾や撮影の段取りで迷う点は、対応できる範囲を確認しながらご相談ください。

効果測定では再生数ではなく、申し込みにつながった動画を見ます。

少数精鋭の体制で担当者と直接やりとりできるため、判断の往復に時間がかかりません。

講師はレッスンに集中したまま、チャンネルだけが動き続ける形を作れます。

弊社Tsuzuruが支援したYouTube活用の成功実績

ノートパソコンに表示された解析グラフ

スクール業の事例として、安彦和美様のチャンネル運用を紹介します。

安彦和美様は、公務員向けに不動産投資と起業を教えるスクールを運営しています。

「公務員が自力で稼げるチカラをつけるch」の運用代行を、撮影を除く全般で引き受けました。

支援を始めてからの3カ月で、チャンネル登録者は3,290人から4,615人へ伸びています。

3カ月で登録者が1.4倍になり、1,325人が新たに登録しました。

メルマガの読者も1,349人から1,641人へと、21.6%増えています。

発信テーマを「起業・不動産投資」から「公務員の退職後のお金の不安解消」へ移した点が転換点です。

動画を出すだけで終わらせず、メルマガの受け皿まで作って申し込みにつなげました。

講師個人が前に出るチャンネルであり、スクールの集客と構造が重なる事例です。

スクールのYouTube活用に関するよくある質問

疑問符を書いた付箋とペン

スクールのYouTube活用でよく寄せられる質問に、順番に答えます。

とくに多いのは、以下の3つです。

それぞれの答えを、現場で判断できる形で解説していきます。

講師が顔を出したがらない場合はどうすればいいですか?

講師が顔を出したがらない場合は、手元だけを映す形に切り替えてください。

料理や楽器、プログラミングのように、手元や画面が中心のジャンルでは支障がありません。

イラストやキャラクターを立て、声だけで解説する方法も検討しましょう。

顔を出さないぶん、教える中身の分かりやすさで選ばれます。

音声が聞き取りにくい動画は、内容が良くても最後まで見てもらえません。

マイクを1本用意するだけでも、視聴者に残る印象は変わります。

ノウハウを無料で公開したら、受講してもらえなくなりませんか?

ノウハウを無料で公開しても、受講する人は減りません。

動画で伝わるのは知識までであり、自分の弱点を指摘してもらう機会は手に入りません。

受講料が払われているのは、添削と矯正、続けられる環境に対してです。

むしろ公開したノウハウは、講師の実力を証明する材料になります。

比較検討している段階の視聴者は、教え方を確かめてから申し込み先を選びます。

オンラインスクールでもYouTubeは集客に使えますか?

オンラインスクールでも、YouTubeは集客に使えます。

商圏の制約がないため、法則1のエリア名は入れずにチャンネルを設計します。

地名の代わりに、対象と成果をチャンネル名へ入れてください。

受講生がどこまで変わったかを見せる形が、選ばれる決め手になります。

オンラインは対面よりも比べられやすいので、成果の見せ方で差が付きます

受講生インタビューを画面越しに収録すれば、撮影の負担も増えません。

YouTubeを活用すれば、スクールの集客は続けるほど楽になる

ノートパソコンとノート、スマートフォンを重ねた机

今回は、スクールのYouTube活用について紹介しました。

集客を成功させる法則は、以下の4つです。

  • チャンネル名にエリア名を入れて商圏を絞る
  • レッスンのノウハウを出し惜しみせず公開する
  • 受講生のビフォーアフターを成果の数字で見せる
  • 密着動画でレッスンの雰囲気を見せる

撮った動画は、概要欄と固定コメント、LINE公式アカウントで体験レッスンへつなぎましょう。

広告は、出稿を止めるとその日から新しい表示が出ません。

公開した動画は残り続け、1年後に検討を始めた人にも同じ内容を届け続けます

スクールのYouTube活用4つの法則|体験レッスンにつながる動線やよくある失敗も解説

本数が積み上がるほど、広告に頼らない流入の割合を増やしていきましょう。

弊社Tsuzuruでは、企画立案から撮影、編集、分析改善まで、貴社のスクールに合わせた形で支援できます。

体験レッスンの申し込みを増やしたい場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。